【注意】介護支援取組助成金の新設と要件の見直しについて
平成28年新設の助成金として介護支援取組助成金があります。この助成金は、介護と仕事の両立に関するアンケートや研修などを行うことで、60万円が支給されるものです。実際に介護休業を取得する必要はありませんので、非常に取り組みやすい、簡単な助成金となっていました。
しかしながら、平成28年6月24日から要件が支給変更の抜本的な見直しがされました。十分に注意してください。
6月24日以降は従前の要件に加え、
- 介護関係制度の設計・見直し
- 働き方改革の取組
が新たな要件とされました。
・介護関係制度の設計・見直し育児・介護休業法に定める介護関係制度について、法律を上回る制度を導入
・働き方改革の取組
年次有給休暇の取得を促進すること。時間外労働時間を削減することについて、取り組みを行ってから3か月間経過後、一定水準以上の実績があること。
が必要とされていますので、かなり厳しくなってしまったことは否めません。
この件についての雑感を札幌の社会保険労務士事務所クルヴァブログで書いています。